清水のアフシン・ゴトビ監督(47)とチュン・ハ・ビークマン夫人、MF小野伸二主将(31)FW高原直泰副主将(32)が東日本大震災の被災地を訪問した。前節仙台戦から一夜明けた14日、早朝に新幹線で仙台を出発。盛岡からバスで約2時間半かけて岩手県山田町に向かった。甚大な津波被害を受けた同町は13日時点で死者500人以上、約1800人が避難所生活を続けている。

 町役場で沼崎善一町長に義援金を贈呈したゴトビ監督は「世界のすべての人々が皆さんを愛している。皆さんの魂が私たちに勇気を与えている」と、激励のメッセージを伝えた。その後、一行は山田中学校へ移動。地元の中学生、高校生約50人を前に即席サッカー教室を開催した。

 子どもたちへのプレゼントとして贈られた小野と高原のサイン入りユニホームには「夢に向かって進もう」と書き込まれ、小野は「夢を持って強く生きてほしい。ぼくもみんなの気持ちを背負ってサッカーをやる」。高原は「(復興支援は)今日だけじゃない。近い将来、みんなを日本平に招待する。楽しみにしていてください!」と、再会を約束した。【為田聡史】