山形は22日、アウェー名古屋戦(26日)に向けて練習を再開した。19日の福岡戦は0-5で敗れ、最下位に転落。試合後には怒ったサポーター約500人が選手用バスを囲み、小林監督、MF宮沢、MF佐藤、DF小林にチーム状況や意見を求める事態へ発展した。C大阪や福岡でも同様の事案を経験した小林監督は「サポーターの気持ちもわかる。でも、チームとしてどうすべきだったのか」と再発防止を呼び掛けた。

 指揮官が危惧したのは(1)選手が囲まれたこと(2)怒りの矛先である川越理事長の登場。(1)には別ルートでの経路確保、(2)は他の責任者による事情説明の必要性を挙げた。「サポーターが暴れたときに安全柵が倒れたら本当に危ない。スタッフも含めて考えんと」と今後のチームの在り方に注意喚起を促した。