J2横浜FCの山口素弘監督(43)が22日、始動した。初日から午前練習のみの予定に、午後練習もプラスするなどチーム再建に着手。練習の合間に会見した新指揮官は「練習はきつくても歯を食いしばってもらって、試合で笑えればいい。選手たちは想像したよりもファイティングポーズをとっている。ワクワクしながら戦っていく」と決意した。フィジカル、パス、シュート、ミニゲームに加え、練習後には選手1人1人と会話するなど充実の第1歩。FWカズ(三浦知良=45)も「現役の時はボランチから試合をコントロールしてくれた。それがベンチからに変わっただけ。モチベーションは上がる」と歓迎。まずは25日の甲府戦(ニッパ球)で初勝利を狙う。