浦和の五輪代表候補FW原口元気(20)が10日の戦術練習で、主力組に入った。右太もも裏を痛め、3月24日のリーグ戦アウェー札幌戦はメンバー落ち。その後の練習では、控え組でプレーすることが多かったが、神戸戦(14日・埼玉)に向けてアピールした。

 11対11の戦術練習で、原口は主力組が着る白いビブスを手にした。鹿島戦で全3得点を決めたFWポポ、MFマルシオ・リシャルデスの“アミーゴコンビ”と3トップを形成。最終ラインのDF永田から長い縦パスが入り、MF宇賀神がゴール前へクロス。それを原口が頭で落とし、ポポがシュートを放つなど、連動した動きを見せた。原口は「今週は(コンディションを)めっちゃ上げていきます」と宣言。浦和の頼もしいエースが帰ってくる。