磐田が来季新戦力として獲得オファーを出している関大MF田中裕人(4年)が7日、チーム練習に参加した。9日まで同行予定で、この日は午前中に室内トレーニングとジョギングの軽めのメニューを行い、午後はボールを使った実戦的な練習を消化。2月の鹿児島キャンプ以来、2度目の練習参加を終え「磐田の選手はすごい運動量が多い」と刺激を受けていた。

 本職がボランチで関大では1年からレギュラーで出場している。服部GMも「ボールを奪うことや両足で淡々とさばく技術は素晴らしい。将来は代表に入れるポテンシャルを持っている」と高く評価。他クラブからもオファーを受けているが、磐田入団に前向きな姿勢を示しており、練習参加終了後に自らの進路を決める予定だ。田中は「まずはしっかり3日間でチャレンジしたい」と意気込みを語った。【神谷亮磨】