浦和FW田中達也(30)が、12年間慣れ親しんだ練習場を後にした。浦和は16日、さいたま市内のクラブハウスで解団式を行った。退団が決まっている田中はロッカーの私物整理をしてチームメートに別れを告げ、「若い選手に負けないように、練習してもう1度ピッチに立ちたい」と話した。若手選手からの要望に応え、サイン入りのスパイクをプレゼント。FW原口もスパイクを部屋に飾るそうで、「存在が大きすぎて、まだあの人(田中)の分まで頑張るといえるほどじゃない。あの人に追いつきたいと思ってやっていく」と明かした。