J2札幌は20日、札幌ドームサブグラウンドで道都大と練習試合を行い、3-1で勝利した。MF荒野拓馬(20)が3点目の起点になるなどアピール。26日水戸戦での2戦ぶり先発復帰と、プロ初得点を目標に掲げた。チームは19日東京V戦で引き分け、札幌厚別5戦勝ちなし。同競技場のJリーグ150戦目となる次戦は、リーグと同じ若武者20歳の1発で、厚別1勝を呼び込む。

 状態の良さは、しっかり伝わっていた。練習試合後、財前監督は「いい動きをしていた。このままオフ明けも続けてくれたら先発を考えてもいい」と評価した。12日の山形戦まで4戦連続先発も、14日に体調を崩して練習を早退したことが響き、東京V戦の先発から外れた。プロとしての体調管理を問われただけに荒野は「まず体調を万全にしたい」と気を引き締めた。

 初めてトップの選手として先発フル出場したのが、同じ厚別での11年10月8日、天皇杯水戸戦だった。このときは延長戦の末、2-3で惜敗しただけに「節目の試合の得点や勝利をきっかけにチームを勢いづけたい」と雪辱を誓った。【永野高輔】