元日本代表MFで、C大阪のアンバサダーを務める森島寛晃氏(41)が来季、C大阪のコーチとして入閣し、将来的に監督を務めるプランが浮上していることが15日、分かった。

 森島氏はJリーグクラブの監督を務めることができる指導者のS級ライセンスは持っておらず、現在はA級ライセンスを保持。S級取得は最短でも15年となる。関係者によると、クラブ内では、森島氏にまずはコーチとしての経験を積ませ、S級ライセンスを取得した後、将来的に監督を任せたいという声が挙がっているという。一方、森島氏がアンバサダーの仕事にやりがいを感じていることや、入閣は時期尚早との声も一部であり、慎重に組閣人事を進めていく。

 C大阪は、レビークルピ監督が今季限りで退任。ブラジル路線を一掃する方針。現在、日本人を中心に次期監督の選定を進めている。