<天皇杯>◇準決勝◇29日◇国立ほか

 横浜が2-0で鳥栖を下し、21大会ぶりの決勝進出を果たした。東京-広島戦は両チーム無得点のまま、PK戦の末、広島が勝利を収めた。

 日本協会で強化のトップを兼務する原博実専務理事(55)は「攻め合い」を要望した。準決勝や決勝では勝負に比重を置くため、慎重な試合が増える傾向が強い。東京-広島戦も顕著に出ただけに「仕方ない部分はあるけど、決勝は今年のリーグ戦優勝と2位の対決。攻め合うような試合が見たいね」。