東南アジアの球技と日本の伝統的な球技・飛鳥蹴まりのコラボイベント「日ＡＳＥＡＮ蹴技万国博覧会」が３１日、奈良・明日香村の国営飛鳥歴史公園で行われた。来日中のＡＳＥＡＮスポーツ・キャラバンの日本ツアーの一環として開催。

　開会式では、Ｊリーグのアジア・アンバサダーを務める元Ｇ大阪の木場昌雄さん（３８）があいさつを行い、「３年間タイでプレーした立場としても、この場にいられることが嬉しい。（セパタクロー、チンロンが）足を使うスポーツだが、サッカーと違った競技なので私自身も楽しみです」と話した。

　イベントは桜咲く石舞台古墳前で、飛鳥蹴鞠、セパタクロー、ミャンマーの伝統的なスポーツ・チンロンのデモンストレーションが披露された。最後は来場者も参加して、体験ワークショップも行われた。

　［2013年3月31日21時28分］