ASEANスポーツ・キャラバン2013
日本とASEANの友好協力40周年記念事業として「ASEANスポーツ・キャラバン2013」が行われ、「セパタクロー」の世界王者・タイ代表チームと、ミャンマーの伝統競技「チンロン」選手団が同時来日する。特にセパタクローは日本代表と国際親善試合を開催。日本ではあまり知られていない東南アジアのスポーツに触れることのできる絶好の機会となっている。沖縄、大阪、奈良、東京と全国でデモンストレーションも披露するので、本特集で予備知識を注入し、会場へ出掛けてみては?
4月3日に渋谷O-EASTで行われた試合の模様は(http://www.youtube.com/watch?v=vJt7fctTYMw)をチェック。
チンロンは(http://www.youtube.com/watch?v=cZRuYHrD83Q)まで。
事務局となる国際機関の日本アセアンセンター(東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター)はASEAN地域の伝統スポーツを紹介し、スポーツを通しての青少年交流の機会を提供する。
日本アセアンセンターの情報は公式サイト(http://www.asean.or.jp/ja)を参照。
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競技紹介
東南アジアの空中格闘技
セパタクロー(Sepaktakraw)
東南アジア発祥のスポーツ。3対3のチームに分かれ、2メートル50センチのネット越しにボールを蹴り合って得点を競い合う。攻撃専門のアタッカー、サーブ担当のサーバー、守備のトサーと役割が分かれる。サッカーのオーバーヘッドキックさながらのアタックと、ブロックが繰り広げられる迫力満点の競技。
ミャンマーの魅せる競技
チンロン(Chinlone)
1500年の歴史を持つミャンマーの伝統競技で、日本の蹴鞠(けまり)に似ている。6人のプレイヤーが円になり、いかに美しいフォームで難易度の高い技を成功させるかで競い合う。つま先、膝、インサイド、アウトサイド、踵、足の裏の6カ所を使い、器用に地面にボールを落とさずに蹴り続けながら、アクロバティックな技を繰り広げる。ミャンマーの伝統的な舞踊の美しさを採り入れた足技は200種類を超え、まさにエンターテインメント性と芸術性を兼ね備えたスポーツ。