松本はJ2栃木と1-1で引き分けた。前半20分、栃木はFKでDFパク・ヒョンジン(24)が先制。しかし松本は後半20分、途中出場のMF前田直輝(20)の左クロスをDF田中隼磨(32)が頭で押し込んで同点に追いついた。

 冷たい雨が降る中、松本はキャンプや移動の疲労もあり体の動きが悪い選手が多かった。反町康治監督(50)は、試合後の会見で「おもしろみに欠ける凡戦だった。体が重いのは否めない。(ボールへの)出足は、栃木の方が上だった。少しはレベルアップして、開幕(7日・アウェー名古屋戦)を迎えたい」と厳しい評価をした。

 J1初挑戦となる松本の初戦、名古屋戦に向けた課題を聞かれると「(名古屋監督の)西野さんが笑うから、話せません」と反町節でかわしていた。