明日香村で飛鳥蹴まり、タイ代表が見学
- 奈良・明日香村で飛鳥蹴まりが披露された
東南アジアの球技と日本の伝統的な球技・飛鳥蹴まりのコラボイベント「日ASEAN蹴技万国博覧会」が31日、奈良・明日香村の国営飛鳥歴史公園で行われた。イベントではセパタクロー、チンロンに先駆け、飛鳥蹴まりがメンバーによって披露された。セパタクロー王者タイ代表チームも観客に混じって競技を興味深げに見学した。
飛鳥蹴まりは地元有志が伝統文化を保存するためにチームを結成。中大兄皇子も愛好したと伝わるスポーツで1チーム6人で対戦する。鹿皮を使った衣装は、高松塚古墳の壁画や中宮寺の刺繍の図を参考に復元した。メンバーの1人で橿原市在住の松村幸二さん(63)はチンロンの選手団の練習を見て「ミャンマー選手の足技は本当にうまい」と感心しきりだった。
同公園内にある石舞台古墳は蘇我馬子の墓との説もあり、デモンストレーションは「奉納試合」とされた。
[2013年3月31日21時42分]
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