14年W杯ブラジル大会前から原因不明の嘔吐(おうと)を繰り返し、コンディション不良に悩んでいたバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(27)を治療したイタリア人のポセール医師がガゼッタ・デロ・スポルト紙の取材に答えた。

 同医師は「メッシのコンディションがよくなったのは今年の1月から。彼はブラジルのW杯後に何かを変える必要を感じたのだろう。何を変えたかというと、食事だ。加工されたものではなく、ビタミンやミネラル、植物繊維、酵素が豊富な食品、例えば穀物や豆類、フルーツ、野菜、魚、オリーブオイルなどを摂るようになった。健康な食品には筋肉の炎症を抑えるものもあり、治りを早くし、筋肉を丈夫にする」と説明。それによってハードなトレーニングが可能になったという。

 同紙によると、今季メッシはポセール医師が働く北イタリアのサーチレを4度訪れたという。