インテルミラノに所属する日本代表DF長友佑都(28)が、ジェノアへの移籍を承諾したと、20日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトの電子版が報じた。同電子版によると、1年間の期限付き移籍だという。

 長友には今夏、ガラタサライ(トルコ)やサンプドリア移籍が報じられるなど、イタリアでは情報が交錯。本人は「インテルに残りたい」と残留を希望していた。しかし、今夏のプレシーズンでは右MFやボランチ、トップ下など、本職のサイドバックでプレーさせてもらえず、マンチーニ監督の構想から外れていた。

 それでも長友は必死に指揮官へアピールした。8日に行われたビルバオとの練習試合後には「いろいろなポジションをやらせてもらいましたけど、自分のやるべきこと全てやった。この1カ月何の悔いも残ってない」と話していた。