日本代表MF香川真司(26)が所属するドルトムントは、ホームで同FW原口元気(24)のヘルタを3-1で下し、開幕3連勝とした。トップ下でフル出場した香川は1アシストなど全3得点に絡んだ。原口は1トップでフル出場した。

 香川の一問一答は次の通り。

 -今日の試合については

 香川 最初は本当に暑くて、相手も5バック気味でスペースもなかなかなかったですし。こっちの前線も足が止まったり…。どこに動けばいいのかというところもありましたので、スペースを見つけるのに苦労した。ただ慌てずに、ボールをもっとうまく回し続けられれば良かったのかなという気はします。

 -先制点ではショートコーナーからうまくゴールをアシストした

 香川 ショートコーナーを使えと前から言われていたので。それがうまく結果につながって良かったし、良いボールがあげられたのは良かったです。

 -2点目のシーンでは中にドリブルして、ギンターへパスしたのがゴールに結びついた。周りが良く見えている

 香川 いや、でもあれはビッククラブとやったら一発でオフサイドを取られてしまうと思うので…。ヘルタのDFラインのミスという気もしたので。俺も「ちょっと遅れたかな」という気がしましたけど、ラッキーでした。ただ、ああいう狙いは大事ですし、逆サイドのサイドバック(ギンター)があそこを狙ってくるというのは引いた相手に対しては大事なので、そこは今後も狙っていきたいなと思います。

 -最近はボールが足についてトラップミスが少ない。その理由は

 香川 やっぱり昨季は考えすぎている部分がたくさんあったなという気がしました。今は本当に試合に入り切れているので迷いがあまりないですし。その中で試合をやるごとに自信になる。それに味方との距離感がいいからボールを受けても孤立することはあまりないですし、常にフォローがいる感じがするので。そういうところも改善されている。

 -日本代表の活動が始まる

 香川 もちろん、(6月16日の)シンガポール戦(0-0の引き分け)で悔しい思いをしたので。ましてや予選で2試合連続で勝てない状況では厳しいと思っているので、しっかりと切り替えてカンボジア戦に全力を注いでいきたいと思います。