ACミランのFW本田圭佑(29)が自らの発言でクラブから罰金を科せられる可能性が出てきた。7日付のイタリア紙コリエレ・デロ・スポルトなど複数のイタリアメディアが報じた。0-4で大敗した4日のナポリ戦(ホーム)後、日本の報道陣に取り巻くすべての状況に対し、批判ともとれる発言をした。これをクラブが問題視しているという。コリエレ・デロ・スポルトは「罰金を科された」とし、トゥット・スポルトは「代表戦から戻ってから罰金を払うことになるだろう」と伝えた。

 本田は5月にイタリアサッカー連盟から、試合中のシミュレーションで2000ユーロ(約27万円)、日本代表として臨んだ1月のアジア杯期間に、アジアサッカー連盟から試合後の判定を巡る発言に対し5000ドル(約60万円)の罰金処分を受けたことがある。(波平千種通信員)