日本代表FW武藤嘉紀(23)が、独紙ビルトのインタビューでマインツに移籍してからの約半年間を振り返り「マインツへの移籍は本当に正解だった」と語った。

 移籍1年目の今季、ここまで17試合に出場して7得点を挙げている武藤は「多くのチャンスをもらえた」と、レギュラーとして起用されていることに驚いているとし、「ゴールも何点か決められました。でも自分のパフォーマンスには満足していません。すべての分野でもっとよくしていかないと」と話した。

 初めての海外移籍については「みんなが助けてくれたので、(移籍を)間違ったと思ったことは1度もないです。マインツへの移籍は本当に正解だった」と、チームメートに感謝した。

 ブンデスリーガでは体格の大きな選手と対戦することが多い。そういう選手に対しては「大事なのは1歩早くボールに到達すること。そしてボールを受けたら素早く相手の前に出て抜け出すこと」と分析。印象に残った対戦相手は、ドルトムントのギリシャ代表DFパパスタソプロスだと明かし「一番ハードな対戦相手でした。一番苦労した」と話した。

 ドイツ語についてもだいぶ慣れてきたという。「食事を注文したり、1人で買い物に行ったり。そのあたりは全然問題ないです」と話した。また、「チームメートが悪い言葉も教えてくれる」とも明かしていた。