ACミランの日本代表FW本田圭佑(29)が新体制3試合目でようやくスタメン起用された。トップ下でフル出場。まずまずのプレーだったが、終了間際にハンドで与えたFKを直接決められ1-2で敗戦。最下位で2部降格が決まった相手に取りこぼした。また、2位ナポリが0-1でローマに敗れたことでユベントスの5連覇が決まった。
本田の左足ではなく、左手が試合の流れを決定付けた。それも悪い方向に。1-1で引き分け濃厚の後半ロスタイム。本田のハンドでFKを与えこれを鮮やかに決められた。試合後に降格の決まった最下位相手にまさかの取りこぼし。順位は6位のままだが、7位サッスオロとの勝ち点差は1となった。無言で取材エリアを通り過ぎた本田にいつもの落ち着きはなく、怒っているようにみえた。
先制点につながる強烈なミドルシュートなど見せ場もあった。26日付ガゼッタ・デロ・スポルトは6点をつけた。ただ、指揮官の評価を一変させることはできなかったようだ。ブロッキ監督は「トップ下として(欠場した)ボナベントゥーラが一番適しているが、本田は優秀なので、彼を使う選択もある」。立場はあくまでサブ。次戦は再びベンチに追いやられる可能性が出てきた。立場は厳しい。【波平千種通信員】

