バルセロナがアウェーでグラナダを3-0で下し、2連覇を達成した。

 FWスアレスはハットトリックを達成し、今季リーグ戦40得点として得点王が濃厚となった。メッシ(26点)とネイマール(24点)の3人計90得点を記録。チーム総得点112点の約8割をたたき出し、最強3トップが桁違いな破壊力を見せつけたシーズンとなった。

 優勝を懸けた大一番にルイスエンリケ監督が「我々はこの手のプレッシャーに慣れている」と自信を見せていた試合は、スアレスが躍動した。前半22分にDFアルバの左クロスを右足で先制弾。同38分にもDFアウベスの右クロスを頭で決めて2点目を挙げると、後半41分にも右足で3点目を決めた。同じ時間に行われた勝ち点差1のRマドリードもデポルティボに2-0で勝利したため、引き分け以下となれば順位が入れ替わったが、勝ちきった。

 今季は公式戦39試合の連続無敗記録を樹立した。一時はRマドリードとの勝ち点差を12と広げていたが、4月には3連敗を喫するなど4試合勝利なし。気づけば勝ち点差1に縮められて苦しい展開となったが、最後は5連勝で、24度目のリーグ優勝の栄冠に輝いた。