第2戦が行われ、ヤングボーイズ(スイス)がFW久保裕也の2ゴールで2戦合計2-2に追いつき、PK戦も制してシャフタル・ドネツク(ウクライナ)を破りプレーオフ進出を決めた。

 リオ五輪招集を断念された久保が、120分フル出場してうっぷん晴らしのゴールを決め、見事にチームを勝利に導いた。

 アウェーでの第1戦を0-2で落としていたヤングボーイズは後半9分、左サイドからのMFスレイマニのグラウンダーのクロスに久保が左足を合わせて先制すると、その6分後、相手ボールを奪ったカウンターからの攻撃で、スレイマニが左サイドを駆け上がりクロス。これをFWオアロがポストとなって落としたボールを再び久保が右足でゴール左へ突き刺して2点目を奪い、2戦合計2-2に追いついた。その後スコアは動かず、延長戦でも決着が付かずPK戦に突入。2、3番手が失敗したシャフタル・ドネツクに対し、2番手の久保が右足で相手GKの逆を突いてゴール左へ決めるなど4人が成功したヤングボーイズが4-2で制し、勝利を手にした。