スペイン代表DFジェラール・ピケ(29)が、2-0で勝利したアルバニア戦後に突然、18年W杯ロシア大会後の代表引退を表明した。

 「ファンとの関係に疲れた。ロシア大会が僕の最後になる。その後は穏やかに過ごせるだろう。代表でプレーしていくことをいつも全力で考えていたけど、もうこれ以上は無理だ」などと話した。

 ピケはバルセロナ出身で、カタルーニャ地方のスペインからの独立を支持。さらにSNSで度々Rマドリードの選手を小ばかにしたような発言を繰り返しているため、アンチも多い。

 この日はユニホームの袖を切り落としてプレー。「半袖ユニホームの袖についている赤と黄色のスペインカラーのストライプを切り落とした」とインターネットで批判が集中した。

 実際には長袖ユニホームの着心地が悪くて切ったもので、長袖にはストライプはついていなかったという。

 ピケは代表引退について「頭に血が上っての話ではない。ずっと考えてきたこと」とし、ユニホームの袖を切ったことについては「(長袖ユニホームの)袖が短かったから、着心地がよくなかった」と説明した。