セビリアの日本代表MF清武弘嗣(27)が、冬の移籍市場でチームを離れる可能性があるとスペインのマルカ紙が報じた。サンパオリ監督はFWの補強を考えており、候補として昨年ACミランに移籍した、コロンビア代表FWカルロス・バッカらが浮上していると報じた。

 EU外枠の選手を獲得する場合、枠を空けるためにマリアーノ、ガンソ、清武から1人の登録を外さなければならず、出場時間が少なく、サンパオリ監督の信頼を勝ち取っていない清武が、放出の可能性が1番高いと報じた。

 セビリアは、清武をスペインリーグの他チームへ移籍させ、将来的に復帰させることを考えているというが、清武がかつてプレーしたブンデスリーガへの復帰の可能性も、あると伝えている。(山本孔一通信員)