DF太田宏介が所属するフィテッセは、ホームでエクセルシオールと2-2で引き分けた。

 序盤に相手MFファイクに2点を奪われたが、前半25分にFWファンボルフスビンケルがPKを決めて1点差に迫り、後半28分には交代出場のFWティガドゥイニが同点ゴールを決めた。

 太田はリーグ戦2試合連続でフル出場。セットプレーでは右CKのキッカーを担当し、DFカシアを狙うボールで何度かチャンスを作ったが、得点に絡めなかった。チーム状況が悪い中、自身も満足行くようなパスワークやチャンスメークが出来ず、消化不良のプレーとなった。

 太田は「前半は内容が悪かった。誰もうまくゲームに入れてなかったし、ボールを持っても距離間が悪かった。新しく試した布陣だったし、常にパスコースがなかった。ボールを出す側ももらう側もみんなが後手に回っていた。後半、あまりにロングボールが多すぎたけれど、それでも負けなかっただけ良かった」と試合を振り返った。2試合連続のスタメンについては「結果を残すことは難しいけれど、全く試合に出られなかった時期がこの2、3カ月続いていたから、それに関してはポジティブに捉えてます。俺も“継続”ですよ」と話した。

 フィテッセは4勝5分け5敗の勝ち点17で暫定8位。