MF宇佐美貴史が所属するアウクスブルクは、アウェーでMF香川真司が所属するドルトムントと1-1で引き分けた。

 宇佐美はベンチ入りしたが出場機会がなかった。

 宇佐美は守備重視となった布陣に対し「今回はバイエルンやドルトムントとかそういうクラブに関しては、こういう戦い方を徹底するのはドイツの下位チームならあることだと思う。今日はもう左サイドは5バックの左まで落ちるシステムだったんで、そういう中でやっぱり、まだそういう部分は使いにくいと思われてんのかなと思う。僕としてはできる自信は全然ありますし、前の監督で積み上げてきたものっていうものは、絶対にいきてくるはず」と話した。後半戦に向けては「まずキャンプからね。たぶん、(ほかの選手は)べったり休んでくるでしょうから。そこも少し、少しというか、かなりチャンスでしょうからね。貪欲にポジションを奪っていかないと、後半戦もこんなような状況じゃ話にならないと思います。下積みというか、積み上げ作業は半年で十分だと思う。試合にぶつけるシーズン、後半戦にしたいなと思います」と気合を入れた。来年3月の代表戦に関しては「間違いなくブンデスリーガで試合に出れば成長はできると思うので、そのときに初めて日本代表に必要な選手になれたということだと思う。そうなるために(日本を)出てきたというのはある。本当にそこはこだわってやっていきたい」とした。