MF南野拓実が所属するザルツブルクがホームでラピド・ウィーンを2-1で下し、開幕8連勝とした。

南野は前半36分に今季2得点目となる先制弾を決めた。ゴール正面で横パスを受けると、右足トラップで相手DFをかわし、すぐさま右足を振り抜いてゴール左へ突き刺した。「ボックス内で足元に止めてシュートモーションに入ったらDFは難しいと思う。あれはイメージ通りでした。GKもブラインドで反応遅れたし、打ったら何か起こる。良かったと思います」。

チームは後半31分に追加点を奪ったが、同44分に失点。ロスタイムにもCKの流れから同点ゴールが生まれたかに思われたが、直前のファウルでノーゴールとなった。「失点するまでは自分たちがゲームをコントロールして、相手を押し込んでいたと思う。CKからのシーンも審判が笛を吹いていなかったら引き分けにされていた。そうなったらもったいない試合になっていたので、それをもう一度チームで学ばないといけないところだと思います」と反省点も口にした。

チームはこの後、カップ戦、欧州リーグの戦いが待っている。「自分としてはどっちも試合に出たいです。やっぱりフルで稼働したい。(そのためには)絶対的な、自分が攻撃の軸だっていうところを見せないといけないと思っているし、その自信はある」と力強く語った。