リバプール日本代表MF遠藤航(30)がリーグ戦初ゴールを決めた。

2-3とフルハムに1点リードされて迎えた後半38分から途中出場。さっそくゴール前へ押し込んだ展開の中、1分後にこぼれ球をシュート。これはDFに当たりゴール枠から外れたが、このプレーは得点への伏線となった。

後半42分、FWサラーが前線でボールをキープ。そこへ遠藤が後方からサポートする形を取ると、サラーがボールを落とす。ペナルティーアークから遠藤が右足インフロントで巻いたシュートはゴール右へきれいに決まった。

3-3の同点としたリバプールは一気呵成(かせい)とばかりに、再びフルハムのゴール前へ押し込む。右クロスを相手選手が頭でクリアしたボールをMFアレクサンダーアーノルドがエリア内で右足を振り抜き、ゴール左隅へ勝ち越しゴールを奪った。

ホームのアンフィールドは大歓声に包まれた。クロップ監督は試合後、興奮を抑えられず「正直なところ、このような1試合での4ゴールは見たことがない。ここにいたすべての人にとって素晴らしい経験になった。試合前にはリバプール対フルハムが生涯忘れられない試合になるなんて、誰も思わなかっただろう」とコメントした。

そして遠藤の一撃について、BBCのマッチデーコメンテーターを務めたガイ・モウブレイ氏は「遠藤のこのフィニッシュはどうなんだ?」と叫び、「彼のプレミア第1号は記念すべきゴールであり、本当に、本当にリバプールにとっては価値あるものだった」と称賛した。

【動画】遠藤航、スーパーゴール! プレミア1号は豪快ミドル!