<ブンデスリーガ:ドルトムント3-1フランクフルト>◇14日◇ドルトムント

 右足小指付け根を骨折していたドルトムントの日本代表MF香川真司(22)が、リーグ最終節のフランクフルト戦で戦列復帰した。後半43分から途中出場。3点目の起点となるパスを出し、ゴールを決めたバリオスに抱きついた。1月25日のアジア杯準決勝以来109日ぶりのピッチで、存在感を十分に示した。

 優勝が決まった4月30日のニュルンベルク戦の2日前に祖父が他界。日本に一時帰国したため歓喜の瞬間には立ち会うことはできなかった。この日の試合後、仲間やサポーターとともにセレモニーで優勝の喜びを分かち合った。