<セリエA:ノバラ3-1インテルミラノ>◇20日◇ノバラ

 セリエAのピッチで初めてノバラFW森本貴幸と相対した。「負けたくない。シーズン前からお互いに頑張ろうと言っていた」とインテルミラノDF長友佑都は意気込んで臨んだが、積極的な攻撃参加も勝利にはつながらなかった。インテルミラノは開幕3戦目でまたも勝てず、2敗目を喫した。

 左サイドのMFの位置でスタートし、前半にはドリブルを仕掛けた場面で森本に蹴られて倒される場面も。1点を追って迎えた後半、右サイドに変わると再三クロスを供給したが、効果的なボールは少なかった。今季昇格したばかりの格下に完敗したショックからか、試合後は取材に応じなかった。

 ガスペリーニ新監督の下、より攻撃的な役割を担うが、連係はいまひとつだ。MFスナイダーも目立たず、チーム全体が機能していない。名門は不振に陥り、監督解任の声が高まった。