日本代表FW本田圭佑(28)が所属するACミランが“インザギ法則”で生まれ変わる。13日付のガゼッタ・デロ・スポルト紙が報じた。

 新監督のフィリッポ・インザギ監督(40)のもと始動したが、スケジュール管理が徹底されている。午前7時45分に起床。午前9時から練習。午後5時30分から午後練習。選手は練習の45分前に更衣室に入らなければならない。また、監督は練習前にチームと話す時間をもうけている。コンセプトは、「ACミランのDNA」「勝利へのメンタリティー」「自分たちのプレースタイル作り」など。

 インザギ監督は時間厳守を徹底しており、1分たりとも遅刻は許さないという。さらに、食事中と更衣室での携帯は使用禁止だ。

 また、テニスのウィンブルドン選手権男子シングルスで3年ぶり2度目の優勝を果たしたノバク・ジョコビッチ(27)と同じスタイルで、おやつには、フルーツを食べる。

 選手たちは、インザギのやり方を気に入っているようだという。若い選手は、インザギをミスターと呼んでいる。昔からよく知るGKクリスティアン・アビアティ(37)、DFダニエレ・ボネラ(33)、FWジャンパオロ・パッツィーニ(29)、MFリカルド・モントリーボ(29)らは愛称“ピッポ”と呼んでいる。