<ブンデスリーガ:ドルトムント2-2シュツットガルト>◇24日◇ドルトムント

 MF香川真司が所属するドルトムントは、ホームでDF酒井高徳が所属するシュツットガルトと2-2で引き分けた。

 後半3分にゴール前の混戦からMFディダビが左足で押し込んでシュツットガルトが先制。同23分にも相手クリアを拾ったFWベルナーからのパスを、再びディダビが左足で流し込んで2点リードとした。

 しかし、後半28分、中盤でボールを奪ったカウンターで、FWオーバメヤンがドリブル突破から相手GKもかわし右足でたたきこんで1点差とし、同41分にはDFシュメルツァーの左サイドからのFKを、ファーでFWインモビレが右足ボレーを決めて同点に追いついた。

 香川はトップ下でフル出場。前半33分にはDFピシュチェクのDF裏への浮き球のパスを胸トラップで落とし、右足で相手GKの頭上を越えるループシュートを放ったが惜しくもクロスバーに嫌われ、後半26分にはシュメルツァーの左からのクロスにニアで頭を合わせたが枠を外すなど2試合連続で不発に終わった。

 酒井は左サイドバックでフル出場。前節のマインツ戦に18歳でリーグ戦初出場したドルトムントMF丸岡満はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。

 ドルトムントは2勝1分け2敗の勝ち点7で8位。シュツットガルトは2分け3敗の勝ち点2で17位。