欧州サッカー連盟(UEFA)の広報を務めるペドロ・ピント氏が、会長を務めるミシェル・プラティニ氏(59)とRマドリードのポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナルド(29)との遺恨を否定した。ポルトガルの新聞社であるディアリオ・デ・ノティシアス(電子版)が報じた。

 プラティニ氏は今年10月、2014年の世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール」について、「W杯の開催年は優勝国の選手が受賞するべき」と主張。これに対してRマドリードが反論の声明を発表すると、20日にモロッコで行われたトヨタ・クラブワールドカップ(W杯)の優勝式典で、ロナルドがプラティニ氏との握手を避けたとして話題となった。

 しかし、ペドロ・ピント氏はロナルドとプラティニ氏の関係について、「少しの問題もない。クリスティアノとプラティニは、(準MVPに相当した選手に与えられる)シルバーボールの授与式の前に挨拶を交わしていた」と、噂される遺恨について否定した。【超ワールドサッカー】