スペイン国内では、2014年の世界最優秀選手「FIFAバロンドール」を誰が受賞すべきか、意見が割れている。

 国際サッカー連盟(FIFA)が今月1日に発表したバロンドールの最終候補には、ポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナルド(29=Rマドリード)、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(27=バルセロナ)、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(28=Bミュンヘン)の3選手が名を連ねている。

 スペインのラジオ局「ラジオ・マルカ」に出演したスペイン・プロリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス会長は、「メッシも素晴らしいが、現在のクリスティアノほどではない。私ならばクリスティアノにバロンドールを贈る」とロナルドの受賞を主張した。

 一方で、元スペイン代表MFシャビ(34=バルセロナ)はスペイン・スポルト紙(電子版)のインタビューの中で、「メッシを最初に選ぶ。ロナルドはW杯で結果を残していないからだ」とコメントし、クラブの同僚であるメッシをバロンドールに推している。【超ワールドサッカー】