<ブンデスリーガ>◇25日◇ミュンヘンほか

 ブンデス組の日本代表MF2人が、そろってアシストを記録した。ボルフスブルクMF長谷部誠(24)は、アウェーでバイエルンと対戦。1-0で迎えた前半33分、右サイドから鋭いクロスを上げ、FWジェコのゴールをアシストした。今季初で、ブンデス通算2度目のアシストに、3度ガッツポーズを繰り返し、コーチ陣に頭をたたかれる手荒い祝福を受けた。

 世界との壁を感じながらも結果を出した。右MFの位置に入り、「ジダンの後継者」と呼ばれるフランス代表MFリベリーとマッチアップした。鋭いドリブルについていけず、ファウル寸前のプレーも増えた。チームも2-0から4発食らい逆転負けを喫した。

 一方、フランクフルトMF稲本潤一(29)はコトブス戦で先発フル出場した。0-2で迎えた前半38分、MFフィンクのゴールをアシスト。チームは3-2で今季2勝目、アウェーで勝ち点3を獲得した。