日本代表FW森本貴幸(22)の所属するカターニャが8日、巨額脱税容疑で強制捜査を受けた。イタリア協会が依頼し、ミラノ検察庁の命令で財務警備隊(脱税や密輸を取り締まる組織)が動き、280の関連企業が強制捜査を受ける。対象は05年に国外からの選手獲得に関する45万ユーロ(約4950万円)の脱税処理。ロ・モナコGMは「会計報告は正しく処理されている。正しく報告されていると、いずれ証明されるだろう」と話した。森本がカターニャに移籍したのは06年7月だった。(猪野真美子通信員)

 [2010年6月10日9時13分

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