コンフェデ杯ブラジル代表FWネイマール(21)が13日、日本を警戒した。昨年10月のポーランドでの対戦では4-0で日本を圧倒。自身も2得点1アシストの活躍を見せたが、背番号が11から10へと変わったエースにおごりはなかった。「日本代表で知っているのは本田と香川。2人はすごくいい選手。ほかの選手もクオリティーが高い。日本代表は年々良くなってきているし、しっかり注意しないといけない」。

 大好きなテレビゲームでは、元日本代表MF中田を使っていたというエピソードを披露。「彼はとてもうまい。ゲームをする時のお気に入りの選手だった」と明かし、笑いを誘った。

 バルセロナ移籍決定後、ブラジル国内で話したのは今回が初めて。150人を超える報道陣を前に、帽子を前後逆にかぶるお気に入りのスタイルで会見に現れた。現在、ブラジル代表とサントスを合わせて約900分間、得点から遠ざかっているが「それはプレッシャーにはなっていない。連係もよくなってきているので、得点も自然と生まれると思う。とにかく優勝できるように頑張りたい」と地元Vを誓った。【福岡吉央】