<ブンデスリーガ:マインツ5-0パーダーボルン>◇1月31日◇マインツ

 アジア杯で左太もも裏を痛めたマインツの日本代表FW岡崎慎司(28)が、リーグ戦再開後の初戦となったパーダーボルン戦にいきなり先発。無得点ながら、負傷を感じさせない動きを見せた。チームは幸先よく大勝した。

 リーグ4位タイの8点(31日現在)を挙げている岡崎は無得点に終わった。この日も普段どおりに前線から積極的に動き回ったが得点を奪えず。今季初の途中交代となった。そのため大勝にも「(自分には)チャンスがなかったので」と複雑な表情だった。レスターへの移籍が取りざたされる中、冬の移籍期間は2日に終わる。岡崎は「自分にとって大きな分岐点」と心境を語り、現状については「今はマインツでやることを考えているし、それが変わればそこで心の変化もあると思っている。どっちに転んでもやることは変わらない」と揺れる思いを口にした。