陸上女子短距離のアジア大会リレー代表が13日、東京・北区のナショナルトレーニングセンターで行われている強化合宿を報道陣に公開した。バトンパスの練習と個人練習で汗を流した。

 400メートルと1600メートルの、2本のリレーでフル回転が期待される市川華菜(23=ミズノ)は「今までで一番、いい走りが出来そうです。調子ですか?

 元気です」と笑顔で答えた。世界リレー選手権出場切符をかけた、5月のセイコー・ゴールデングランプリでは、1600メートルリレー出場後、400メートルリレーに出て出場権獲得に貢献。アジア大会では10月2日に、両種目の決勝が1時間の間隔で行われ「鉄女」ぶりが試されるが「時間に対する恐怖心はありません。400が先なので、しっかり400を走って、マイル(1600メートルリレー)も前半からスピード感を持って突っ込んで行けます」と頼もしそうに話した。