<アジア大会:男子ハンドボール>◇20日

 初戦に臨んだ日本が、強豪韓国に力の差をみせつけられた。

 日本協会によると、対戦成績は引き分けをはさんで30連敗。

 攻撃の切り札と期待された33歳の宮崎大輔も、4得点にとどまり「勝たないと後輩たちも韓国に勝てないと思ってしまうので、大切な試合だったが、力を出せなかった」と唇をかんだ。

 6点差をつけられた前半は、シュートの精度が低かった。後半は一時4点差に追い上げたものの、パスミスから立て続けに失点し、松井監督は「せっかく流れがきたのに…」と嘆いた。

 ただ、勝ち上がれば韓国とは再戦の可能性がある。2得点の小沢は「これで下を向かず、立て直して、また韓国と戦いたい」と誓った。