4日に閉幕したアジア大会に出場した競泳男子の萩野公介(20=東洋大2年)が5日午後、日本選手団本隊とともに羽田空港に帰国した。

 4冠を獲得しアジア大会の最優秀選手に選ばれ、前夜の閉会式に出席。満場のスタンドの前で表彰され「演出も多彩で素晴らしかった。開会式や閉会式に参加するのは初めてでしたが、雰囲気がすごかった」と感動した様子だった。

 受賞については「励みになります。ビックリしたのと同時に、もっともっと頑張らなければ」と表情を引き締めた萩野。2年後のリオデジャネイロ五輪に向け「来年の世界水泳がリオにつながる。1つずつ自信を積み重ねて実力をつけたい」と、さらなるレベルアップを誓った。