国際陸連が2005年と07年の世界選手権で採取した検体を再検査し、違反があったとされる28選手の中に、07年大会(大阪)の女子1万メートル銀メダリストのエルバン・アベイレゲッセ(トルコ)が含まれていたと同国陸連が発表した。14日、AP通信が報じた。

 地元紙によると、筋肉増強作用のあるスタノゾロールに陽性反応を示した。同選手は使用を否定している。