男子200メートルで、驚異の17歳サニブラウンは2位発進となった。

 向かい風0・6メートルの予選は20秒74で1着通過。決勝は前半から飛ばしたが、後半に逆転された。それでも今季初戦で20秒54を出し「悪くない。初戦なのでガス欠気味です。ゴールってあんなに遠かったっけ? と思いました」。今年の大目標はU-20(20歳以下)世界選手権(7月、ポーランド)での2冠。リオ五輪については「出られたら、よっしゃーという感じですが運任せです」。

 ◆男子200メートルの代表争い 枠は最大3。日本陸連の派遣設定記録(世界ランク12位相当)20秒28をクリアしている藤光と高瀬が1歩リード。飯塚とサニブラウンは参加標準記録20秒50を突破しているが、選考上は後れを取る。代表争いは日本選手権(6月、愛知)で決着し、藤光と高瀬は8位以内に入れば、代表に選出。現時点で飯塚とサニブラウンが代表に内定するためには優勝が必要になる。