日本体協は16日、岩手国体(10月1日開幕)の主な出場予定選手を発表し、陸上男子にはリオデジャネイロ五輪400メートルリレー銀メダルの山県亮太(広島・セイコーホールディングス)とケンブリッジ飛鳥(東京・ドーム)が成年の100メートルと400メートルリレーにエントリーした。飯塚翔太(静岡・ミズノ)は400メートルリレーのみに出場予定。

 リオ五輪代表ではレスリング男子グレコローマンスタイルで59キロ級銀メダルの太田忍(山口・ALSOK)が成年の66キロ級にエントリー。体操の成年女子には団体総合4位の寺本明日香(愛知・中京大)が登録した。

 2020年東京五輪を見据え、今大会から新たに女子のレスリングやラグビー7人制、自転車などが正式競技として実施される。自転車に出場予定のリオ五輪代表、塚越さくら(鹿児島・Ciel Bleu 鹿屋)は記者会見で「いい結果を残してお世話になった県に恩返しをしたい」と抱負を語った。