陸上の日本短距離女子勢が6日、欧州遠征へ出発した。100、200メートルの日本記録保持者、福島千里(北海道ハイテクAC)、今年の日本選手権200メートル優勝の高橋萌木子(埼玉国際大)、同400メートル優勝の田中千智(福岡大)が遠征に帯同。日本陸連が短距離女子を欧州の国際大会に派遣するのは史上初めて。高橋の清田浩伸コーチは「今までは弱かったから、遠征に出られなかった。同い年同士(88年生まれ)で、失敗してもいいから何かをつかんでほしい」と期待を寄せた。