日本陸連の木内敏夫長距離・ロード特別対策委員会委員長代行は2日、合宿中にニュージーランドで地震に遭い、13日の名古屋国際女子マラソンに出場する中村友梨香(天満屋)や野尻あずさ(第一生命)ら4選手の心理面を配慮し、専門医を準備する方針を示した。

 木内委員長代行は「相当ショックを受け、帰国後も一人になると不安を感じる選手がいるようだ」と影響を懸念した。医事委員会とも相談し、選手側から要望があれば「いつでも対応できる準備をしたい」と述べた。