<陸上:2011バンクオブメルボルンマラソン>◇9日◇メルボルン・ナショナルテニスセンター~メルボルンクリケットグラウンド42・195キロ◇参加2万7191人◇曇り、気温9度

 河口湖日刊スポーツマラソンから派遣の北村幸奈(24=名大クラブ)がハーフマラソンの部に出場、1時間19分20秒で見事3位入賞を果たした。コースはF1オーストラリアグランプリも開催される公道の周回も含まれ、緑豊かな湖と公園を見ながら走る絶景が特長。「今回はあえてハーフを選んで入賞を目指しました」と、レース後は母の尚美さん(51)と抱き合い、喜びをかみしめた。フルマラソン男子はジャフェット・キプコア(30)が2連覇。昨年マークした大会記録に8秒及ばぬ2時間11分12秒に「海岸線の風に新記録ボーナスを奪われた。来年こそは」と話した。同女子はアイリーン・モガカ(26)が2時間35分12秒で制し、ケニア勢のアベック優勝となった。(メルボルン=杉山城太)