市民ランナー川内優輝(24=埼玉県庁)にロンドンへの扉は開かれるのか。

 ニッカンスポーツ・コムでは、26日開催の東京マラソン(ロンドン五輪代表選考レース)を速報します。24日の会見では、川内がライバル藤原新(30=東京陸協)への対抗心をむき出しにするなどスタート前から早くもヒートアップ。前世界記録保持者で「皇帝」の異名を持つハイレ・ゲブレシラシエ(38=エチオピア)2010年大会優勝の藤原正和(30=ホンダ)松宮隆行(31=コニカミノルタ)前田和浩(30=九電工)らも出走予定で、ハイレベルなレースは見どころ満載です。パソコンでもスマートフォン(多機能携帯電話)からでも「日刊スポーツ」へアクセスください。

 ◆男子マラソンのロンドン五輪選考

 昨年9月の世界選手権と同12月の福岡国際、2月26日の東京、3月4日のびわ湖が対象レース。具体的な設定基準はなく、各レースに1キロ3分25キロまでペースメーカーを付け、レース内容を考慮する。各大会の上位から「五輪での活躍が期待できる」と思われる3人が選ばれる。福岡国際で日本人トップの3位に入った川内が現時点では最有力候補。なお世界選手権ではメダル獲得した最上位者が内定予定だったが、該当者がいなかった。