第23回仙台国際ハーフマラソンは12日、仙台市陸上競技場を発着とする21・0975キロのコースで行われる。レースを前日に控えた11日、仙台市内のホテルで招待選手記者会見が開かれた。

 8月の世界陸上モスクワ大会男子マラソン代表の川内優輝(26=埼玉県庁)は、今月3本目のハーフマラソン。今月は5本のハーフマラソンでスピード強化月間と位置づけているが、今回はタイムと順位を意識してのレースとなる。「63分台と、昨年惜しくも逃した表彰台に何とか立ちたい」と抱負を語った。

 会見では「明日は仮装して走る市民ランナーも多くいますが、仮装するならどんな姿で?」の質問が飛んだ。これには川内も「今は競技者なので考えられない」と話しつつ「自分の仮装をしている方は、他にいらっしゃいますけどね」と、ものまねアスリートM高史の存在を挙げ、会場の大爆笑を誘っていた。