<ボストン・マラソン>◇21日◇ボストン

 樋口紀子(ワコール)は2時間33分39秒で21位に終わった。

 

 樋口は目標としていた10位以内に届かなかった。先頭集団に加われず「もっと強くなって前で走りたい」と悔しさをにじませた。

 2011年東京マラソンで自己最高の2時間28分49秒で2位になり、その後、トップでゴールした選手のドーピング違反で1位に繰り上がった経験がある。この日は思うような走りはできなかったが「日本だけで走っていると世界のレベルは分からない。いい勉強になった」と捉えた。