マサチューセッツ州ボストンで15日午後2時50分(日本時間16日午前3時50分)ごろ、ボストン・マラソンのゴール付近で、連続爆破テロが起こった。ボストン市警などによると、3人が死亡、176人が負傷した。

 DeNA陸上部の瀬古利彦総監督(56)は「お祭りのような楽しい大会なのに。ショックですね…」と話した。80年代に2度優勝するなど思い出深い大会。「選手と市民が一体となる大会だった。ボストンには友人もいるので心配です」。過剰にならない警備で、観客との距離感も絶妙だっただけに「安全が一番大切だけど、警備最優先で堅苦しくなり、市民マラソンの楽しさがなくなるのは寂しいですね」と話していた。